バジルの上手な摘み方と収穫のコツ!摘心で長く収穫を楽しもう!

バジルは初心者でも少ない手間で簡単に育てられ、収穫を楽しめるハーブのひとつです。ひとつ植えておけば、さまざまな料理で活躍するバジルですが、収穫のタイミングと適切な方法を知っておくとおいしいバジルを長期間楽しめますよ。

この記事では、バジルの収穫時期と方法について解説します。

バジルの収穫時期

バジル

Photo by ヒヨコの宝壺さん@GreenSnap

バジルの収穫時期は、6月〜10月ごろまでです。種まきから育てる場合は約2カ月ほど、苗から育て始めた場合は植え付けから1カ月ほどで収穫できるようになります。

花が咲くと葉は硬くなり風味が落ちるので、花が開く前に収穫しましょう。背丈20cm前後で収穫を始めると良いでしょう。

こまめに収穫を続けると、9月頃まで収穫を楽しめます。収穫のタイミングを逃さないよう、株の生長に注意してくださいね。

バジルは摘心しながら収穫しよう!

バジルの収穫は、以下の手順で行います。収穫の際は、長く収穫し続けるために摘心を行うのがコツ!脇芽を残し、バジルが生長を続けるようにするのが大切なポイントです。適当なところでカットしないように注意しましょう。

  • 1回目の収穫:地面から2、3節を残し、上の部分を茎からカットする
  • 2回目以降の収穫:1回目にカットした部分からわき目が伸びてきたら収穫する。分岐から2節目を、脇芽の上でカットする。
  • それ以降:同じように分岐から2節目を脇芽の上でカットしていく
  • 葉が茂ったら、混み合っている部分の葉をカットして収穫する
  • 冬になると枯れるので、全て収穫する

バジルの摘み方

バジルはこまめに収穫することで収穫量が増えます。また、以下の方法も収穫量アップに効果的です。

追肥を怠ると栄養不足になり、葉の生育が悪くなることも。定期的な追肥と、葉の状態を見ながら追肥することで、バジルを元気に育てることができ、収穫量アップにつながります。

  1. 2〜3週間に1度は固形肥料や液体肥料で追肥する
  2. 水やりの代わりに、1週間〜2週間に一度の頻度で薄めた液体肥料を与えてもOK
  3. 肥料切れを防ぐため、肥料が切れるタイミングで追肥し続ける

バジルを収穫した後の保存方法

新鮮なバジルはすぐに使い切るのが理想的ですが、保存する場合は以下の方法があります。

  • 冷蔵保存(1〜2週間)
    • キッチンペーパーで包んで保存容器に入れる
    • グラスに立てて水に浸す(水は毎日交換)
  • 冷凍保存(約1カ月)
    • 小分けにして密閉容器に入れる
    • バターやオリーブオイルと一緒に冷凍も可能
  • 乾燥保存(約1カ月)
    • 乾燥機で乾燥させるか、日陰で十分乾燥させる
    • 密閉容器に入れて保存する
  • オイル漬け保存(約2週間)
  • バジルソース(ジェノベーゼソース)に加工

バジルの収穫を楽しもう!

バジルはとても簡単に育てられるのに、色々な料理に活躍する便利なハーブです。収穫量が増えても、バジルは保存方法を工夫すれば、香りと風味を長く楽しめます。

新鮮な間は生で、長期保存が必要な場合は乾燥や冷凍、加工品にするのがおすすめですよ。ぜひご自宅で新鮮なバジルの収穫を楽しんでくださいね。

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