ローズマリーが枯れる原因とは?葉が茶色くなっても復活する?

ローズマリーは育てやすいハーブとして人気ですが、時には元気がなくなり枯れてしまうこともあります。この記事では、ローズマリーが枯れる原因やその対策、そして枯れたローズマリーを復活させる方法について紹介します。

ローズマリーはどんな植物?

ローズマリーは、ヨーロッパ地中海地方が原産の常緑低木で、すっきりとした清涼感のある香りが特徴のハーブです。乾燥に強く、痩せた土地でもよく育ちます。また、ハーブの中でも開花時期が長く、刈り込みにも耐えるため、生垣にも利用されます。

育ち方には、垂直方向に伸びる「立性」と地面を這うように育つ「ほふく性」、その中間の「半ほふく性」があり、品種によって違います。

ローズマリーは

ローズマリーが枯れる原因は?

ローズマリー

Photo by ブルーネストさん@GreenSnap

多湿

ローズマリーの枯れる原因として、もっとも考えられるのは多湿です。ローズマリーは乾燥には強いですが、多湿の環境を苦手とします。過度の水やりや梅雨の時期に雨が続くと、根腐れして枯れてしまうことがあります。日本では、梅雨〜夏にかけて高温多湿になるので、とくに注意しましょう。

病害虫

ローズマリーは比較的病気に強いハーブですが、病気はうどんこ病に、害虫はハダニやベニフキノメイガなどの被害に注意が必要です。病気や害虫に気づいたら、早めに対処するほか、忌避スプレーなどを使って予防しましょう。

植え替え

ローズマリーは植え替えを嫌います。しかし、鉢植えの場合は植え替えをしないと根詰まりを起こして、根腐れや枯れの原因となります。

植え替えの際は根を傷つけないように注意し、根鉢は崩さずに植え替えをしましょう。

ローズマリーを枯らさないコツ

水やりを控えめにする

ローズマリーは、水やりを控えめにして、乾燥気味に育てるようにします。鉢植えのローズマリーの水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをしましょう。水やりをしたあと、受け皿に溜まった水は捨ててください。地植えの場合は、基本的に水やりは必要ありません。

剪定をする

ローズマリーは生育旺盛で、そのままにしておくと茎や葉が生い茂って風通しが悪くなるので、定期的に剪定をしましょう。また、剪定をすることで病害虫の予防にも繋がります。

ローズマリーの剪定は、4〜6月頃が適期で、花期が過ぎて2〜3週間後が目安です。

枯れたローズマリーは復活できる?

枯れたローズマリーでも、完全に枯れてしまったわけではない場合は復活することがあります。地上部が枯れていても、根は生きていることがあります。春に新芽が出てくるのを待って、様子をみてみてもよいでしょう。

また、部分的に枯れている場合は、まだ生きている枝を挿し木にして再生させることもできます。

ローズマリーの枯れる原因を知って、元気に育てよう!

ローズマリーは水はけのよい場所で、乾燥気味に育てるのがコツです。過度な水やりは控え、葉が茂ってきたら風通しをよくするために剪定をしましょう。今回紹介したローズマリーの枯れる原因に注意すれば、ローズマリーを元気に長く楽しむことができますよ。

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